塾へ行こう。
とした、きっかけはなんでしょう?
たぶん、まだ幼い(6歳とかの小学1年生などで)、その子がみずから「塾へ行く」 とは言わないと思います。
子を塾へ行かせるのは、
子を想う親心ゆえ。
美しいですね。
賢い子になってほしい、将来困らないように、など。
塾であれ、なんであれ、
人がなにかを学ぶのは、必要なことです。
その子が
塾を嫌がっているような兆しが見えたら、
即座に塾を辞めさせてあげてください。
その嫌がっている塾をいくら続けても、
将来において、
塾の経験は1円にもなりません。
無駄な塾の日々をいくら重ねても、まさか弁護士や公務員にはなりません。
むしろマイナスです。
僕の場合、
塾に行っても、勉強する気など、1mmほども無かったので、問題テストもマトモに答える気など微塵もありません。
家を出る事実だけ作ってしまえば、
親は、僕は塾に行って勉強していると思う。
頑張って勉強している真面目ないい子だと思う。
実際に僕がやっていたのは、
ふたつ。
①
退屈な暇つぶし。
記憶にあるのは、
僕は当時小5ほどで、
塾から適正レベルとして提示されるのは、
小1レベルのテスト
基本以前の、とても簡単なテスト用紙です。
僕はこれをマトモに解く気など、さらさらありませんでした。
※
読者さんにも、似た状況を体感してほしいので、
同レベルのとても簡単なテストを解いてみてください。
ただ、目隠しして、解け。と言われたら、
どうでしょうか?
同レベルであり、簡単な足し算引き算だけですが、
数字の組み合わせはランダムです。
思いつく数字を書くだけです。
別に100でも1000でも構いません。
僕から見て塾なんてのは、ただの退屈な用事であり、
1mmたりとも考えたくないので、思いつく数字を書くだけです。
それも何度もあったので、
塾講師も呆れてきます。
それでも親から見ると、
毎日塾に行き勉強する真面目ないい子。
退屈な塾と、呆れる塾講師と、僕が演じる、
表面上は真面目ないい子。
②
歪んだ金銭感
塾の月費は約4000円ほどだったと思います。
塾月費の4000円を親から預かるわけですが、そのまま塾に渡す気はありません。
どこから手に入ろうが、どこへ届けるものであろうが、手元に来れば僕の金。
※当時ほんのり流行語の”持ってけドロボー”なんて言って、しぶしぶ渡したこともありましたが、、、
月に一度とはいえ、4000円なら小5の小遣いとしては多いのではないでしょうか?
小5なりに大きい金額が手に入ったので、
その辺の飲食店で好きなものを食べていました。
好きなオモチャも買えました。
塾月費をくすねて、好き放題遊ぶだけ。
それでも親から見ると、
毎日塾に行き勉強する真面目ないい子。
退屈な塾と、呆れる塾講師と、僕が演じる、
表面上は真面目ないい子。
塾だけの話ではありませんが、
僕は今現在(2018) 38歳、
途方もない虚しさの果てに腐敗しています。
なにがダメって
僕がダメなのか、塾がダメなのか、4000円くすねたのがダメなのか、
それらがダメと言うよりも、
小3~小5の9歳~10歳くらいの時期から
みじめ癖、
呆れられ癖、
ごまかし癖、
が付くのがダメです。
負の要素を付けさせるために、塾で学ばせるのですか?
負の要素はさらに肥え、悪循環は止まらなくなります。負の要素は塾だけじゃないですから。
負け癖、
お金取られ癖、
いじめられ癖
仮に塾当時は10歳として、僕に付いた負の要素癖は、それ以降も、
28年、ずっと続きました。
二度と、僕のような者が世に出て来ぬよう、記事にしておきます。
当記事の最初にもありましたが、
もう一度書きます。
塾を嫌がっているような兆しが見えたら、
即座に塾を辞めさせてあげてください。
その嫌がっている塾をいくら続けても、
将来において、
塾の経験は1円にもなりません。
無駄な塾の日々をいくら重ねても、まさか弁護士や公務員にはなりません。
むしろマイナスです。