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医療費軽減制度

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辛いときは、病院へいきましょう。

 

ただ収入と医療費のバランスや、仕事の関係で、医療が必要とわかっていてなお、我慢している人もいることでしょう。

 

でもやはり我慢はよくないです。

 

収入や生活の心配をすることなく、誰でも医療を受けられるための制度があります。

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医療費軽減制度

 

 

これは各々人々の収入状況に合わせて、医療費の限度額を定める制度です。

 

限度額設定は各々の収入に応じで変動がありますが、最低賃金付近の収入の方は、だいたい60,000円が限度額となります。

 

医療を受けた際、病院などからそれ以上の金額請求があったとしても、この場合医療費軽減制度によって、60,000円ほどまでの支払いで済むことになります。

 

私のような最低賃金付近における生活環境の方々は、絶対に知っておきましょう。

 

 

医療費とは場合によっては20万〜100万円以上となってしまうことも起こり得る金額です。

病も怪我も患う人は選ばないので、誰しもが高額医療が必要とする症状になる可能性があります。

そのまま医療を受けるとしたら、最低賃金なのに100万円以上の医療費が必要となる自体にもなりえ、医療を受けられない人がでてきてしまう可能性もあります。

 

人々は全員医療を受ける権利があります。

それらの意味も包括した、医療費軽減制度です。

 

 

 

 

✅医療費軽減制度を適用するために

医療費軽減制度を制度として効果を発揮するためには、『健康保険限度額適用認定証』というカードが必要になります。

 

正式名

『◯◯◯都道府県 国民or社会 健康保険限度額適用認定証』

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✅実際の『健康保険限度額適用認定証』

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文面『医療認定カード』(略)

これは市役所で発行してもらえます。

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いわゆる住民票などと手続き窓口は同じであることも多いですが、総合案内で確認すると確実ですね。

 

 

 

✅医療認定カード発行に必要なもの

医療認定カードも、免許証などと同じようにある種の証明書なので、発行には少し手続きが必要とされます。

健康保険証 普段所持している保険証です。

免許証

 or

マイナンバーカード

どちらかだけでOKかもしれませんが、念のため両方あると安心です。
年金手帳 年金受給年齢となっている方は、一応用意しておきましょう。
印鑑 (ハンコ)

うっかり忘れがちなハンコです。

市役所窓口で忘れ物に気づくと面倒なので、所持の再確認をして赴きましょう。

 

発行に必要なものとは、いわゆる身分証明一式セットです。

 必要な証明セットが揃っていれば、あとは口頭で医療認定カードが欲しいことを伝えると、すぐに発行してもらえます。

 

 

 ✅有効期限

医療費軽減制度は、生涯有効となる制度ですが、

医療認定カード自体には、有効期限が設定されています。

有効期限は、1年です。

医療認定カードの上部、タイトル付近に掲載してあります。

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 期限は全員共通であり、誰であれ期限は毎年7月31日と定められています。

更新タイミングとしては、期限が切れた直後の8月内に再手続きして更新しておくとベストでしょう。

 

 

 ✅医療制度区分

人それぞれの収入状況によって、

【ア】【イ】【ウ】【エ】【オ】と5段階の制限金額が定められます。

医療認定カードのやや下部に、それぞれの区分も記されています。

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最低賃金付近の方々は、だいたい60,000円が医療費支払いの限度額となります。

 

 

 

✅医療認定カードのサイズや質感

大きさ

免許証の倍くらい

スマホや年金手帳と同じくらいのサイズ感

質感

画用紙くらいの厚紙

 文面上略としてカードと述べていますが、少ししっかりした紙質の、大きめの書類といった印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

✅実際の請求書

医療費軽減制度で適用できる範囲は、①の箇所にある自己負担額に示される金額です。

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②にあるような、指定入院期間を超えてから、追加の食事を頼んだりすると、②920円が発生してしまい、これに医療軽減制度は適用されません。

画像下部の③は、一泊ですが入院に個室を選択した費用となります。

 

②と③は、治療以外の患者の要望、もしくは贅沢として解釈され、治療とは別案件とななるため、それらの料金はそのまま発生します。

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医療費軽減制度を用いない場合の、医療費請求は、税込66,150円でした。

 

私の場合、57,600円が、限度を適用して最小額で済む支払い金額です。

 

②と③によって医療費軽減制度が適用されなかった料金を含めると、61,820円となりますが、それでも医療費軽減制度を適用しない場合よりも少ない金額となっています。

 

私の例では5,000円〜10,000円ほどの恩恵となりましたが、

人によってはもっと大きな差となるケースも珍しくないはずです。

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※ちょっとした昔話

私もかつては医療費軽減制度を知らずに、難病とされる症状と診断されたことがありました。

大きな手術と3ヶ月の入院を推奨され、身体の回復よりも、医療費がどれだけの高額になるかが心配となりました。

その時は結局医療を諦めてしまった経験があります。

身体の不具合を抱え隠したままだったので、仕事もスムーズになりませんし、食事も美味しくありませんでした。

 

同じような心配をしている方がいたら、私のような轍は踏まないでください。

 

 

 

 

✅我慢しないで医療に頼ろう

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身体に私生活でも不具合となる痛みや病があったり、苦しいときは、我慢しないで医療に頼りましょう。

 

医療費軽減制度を用いることで、収入や生活の心配も多少は拭えるはずです。

 

日々仕事に励み、身体の不具合に悩むなかでも平素を装うほどに、あなたは十分に頑張ってこられたことでしょう。

 

頑張ってきた自分も、不具合で悩んでいる自分も、そろそろ自分で認めてあげましょう。

 

安心して、ゆっくり身体を休めてください。

 

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