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メルカリ=マイナス収支

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メルカリ出品取引レポート。

 

フリーマーケットにて副業販売店をしてコンスタントな収入を得ている話も聞きますが、それらは嘘やネタ程度の作り話との認識で正しいでしょう。

 

私の出品商品としてもいくつかありましたが、今回はそのひとつである、茶碗の取引ケースを紹介します。

 

これに掲載するレポートは、事実に基づくものであることを誓います。

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対象商品となる茶碗は、初出品当時は1500円で販売していました。

なかなか買い手がつかないと思ったので、1300円へと値段を下げて再出品しました。

 

ほどなく買い手が現れてくれて、取引が始まりました。

1300円そのままの値段で買い取ってくれたお客様へ、発送することになります。

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メルカリを用いた販売ということで、コンタクト手数料として130円を、メルカリ運営に支払う費用が発生します。


この130円とは、販売商品価格の、1割設定となっています。

メルカリ出品者は誰であれ、商品が売れた際に、販売価格の1割をコンタクト手数料として徴収されます。

2万円の出品商品が売れたとしたら、2千円がコンタクト手数料となります。

 

 

ともあれ今回の茶碗1300円の場合、手数料130円ですからこの時点で、実質の売上金額は1130円となります。

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次は、買い取ってくれたお客様へ、当然発送の必要があります。

北海道から沖縄までとは言いませんが、やや遠方となる発送宛先でした。

発送宛先は、購入者プロフイール欄の、下部に『お届け先』として掲載してあります。

 

送料は940円となりました。

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先ほどの売上金額1130円から、送料の940円を引くと、残金190円となります。


この時点では、190円が利益のようにも思えます。 

 

 

 

送料を除いたメルカリとしての売上金額である、1130円を自分の口座に振り込むときにも、振込手数料200円が出品者に発生します。

売上金額1130円から、振込手数料200円が差し引かれます。

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実質振り込まれる金額は売上金額1130円から、振込手数料200円を引いた、930円となります。

 

 

最終売上金額は、”送料を除き”、930円となります。

送料は940円でした。

 

最終売上金額の930円よりも、送料としての940円のほうが高額となってしまっています。

 

最終売上金額は、”送料を含めて”、マイナス10円となりました。

 

 

 

 

 

 

✅メルカリ取引を振り返り

町の店舗営利としてもそうですが、商品を売ったのに売上利益にならないなんてことは、ありえません。

 

ありえない事象が、メルカリなどのフリーマーケットでは、おこりえる可能性があります。

 

出品も、多少なりとも利益を出すために行っているはずです。

一連の動作が終わってみれば、マイナス利益になっていたなんて、落胆というか、、ガッカリというか、、

 

収支表

事項   金額
当初出品設定金額 1500

値引き後の設定金額

1300
コンタクト手数料 130
送料 940
売上振込手数料 200
取引完了最終収支 マイナスー10

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 ✅適切な配送手続き

普通に宅急便発送すると、今回のように送料をはじめとしたグレー費用が思いもよらぬ高額費用となり、収支もマイナスとなる可能性があります。

 

それを避けるために、小さい商品でも大きい商品でも、必ず、

『配送方法を変更する』ボタン

から、宅急便コンパクトや、宅急便専用ボックスなどを用いましょう。

 

購入者プロフィールから発送先住所を見て、直に宅急便へ依頼すると、今回のような収支マイナスの結果になりえます。

 


✅3種類の配送バターン

配送方法としては3つのパターンが考えられます。

『配送方法を変更する』ボタンから入ると、主な3つの配送選択肢があります。

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これらのどれかを選ぶわけです。

 

 


☑️(宅急便)らくらくメルカリ便

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配送タイトルだけでは説明不足ですが、
つまりは『ポスト配達』できるものです。

ハガキや、少し厚めの封筒程度の、ポスト投函として配達できる商品であれば、(宅急便)らくらくメルカリ便を用いることができます。

 


☑️宅急便専用BOX(ボックス)

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ポスト投函よりも少し大きく、一応手渡ししたい商品に用いることができます。
専用BOXには2種類ありますが、容量としては、どちらもさほど期待できません。
(画像左)
専用薄型BOXには、CD1枚くらいがせいぜいです。
(画像右)
専用BOXには、週刊少年ジャンプは、入りません。
単行本2冊くらいが入る程度です。

 


☑️宅急便60ー160

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60ー160とは、配送可能な重さに関する、宅急便の配送専用単位のことです。


商品のサイズは出品者によってバラバラなので、宅急便60ー160を選択する場合、包装は自分で行うしかありません。

手っ取り早い包装方法は、スーパーのダンボールを代用することですね。


いろいろなサイズに応じられる、宅急便60ー160は、発送汎用性も高く、メルカリにおいてもっとも用いることの多い配送手段となります。

 

 


 

✅商品以外に発生する費用への気配り 

発送料、コンタクト手数料、振込手数料、これらは商品とは関係なく、必ず発生する費用です。

ある意味グレー出資をまとめて鑑みて、最小金額として計算したとしても、


最小金額を想定

発送料100円以上~
コンタクト手数料200円以上~
振込手数料200円〜

商品以外費用合計(最小額予想値)

「少なくとも」500円以上

合計「少なくとも」500円以上が、グレー出資として必要費用となります。

 

グレー出資を気にならなくなるほど、出品商品で利益を上げるとしたら、ひと品あたり(少なくとも)、2000円以上の金額設定とすることが望ましいですね。

 

 

例えば、よほどのコアファンがいて品薄の金額高騰アイテムなどであれば、多少送料がかかったとしても、いくらかの収益は得られるとは思います。

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安価な日用品程度の物品を商品として、メルカリなどのフリーマーケットに出品するのはオススメしません。

今回の実例でわかったと思いますが、労力や送料などを鑑みると、とても割りに合いません。

 

するのであれば、ココナラなどの能力スキルの、フリーマーケットがオススメです。

販売対象となるものが、自身の能力スキルであるため、配達や送料も在庫も関係ありません。

 

 

 

 

今回のメルカリ取引を鑑みると、マイナスとなっているのは赤字10円だけではありません。

 

商品の撮影、販売としてメルカリ投稿手順、商品写真の陳列、商品説明文の構成構築、

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商品の包装手間、宅急便発送窓口での手続き、そしてそこまでの道のりに発生する交通費、

 

これらの費用と時間と労力はすべて必要になることであり、実行には業務に値することも鑑みると、単純な収支赤字10円だけで済まないことはイメージできるでしょう。

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