ほんとは
「いじめられる原因」
と言うタイトルがしっくりくるのかもしれません。
でもそのタイトル、
その文面で感じるのは、
いじめに遭うのは、いじめられる本人に原因があるように、感じてしまいます。
『 え ?
いじめられている、その本人が悪いの? 』
いじめの事象の理解
いじめの理解の難しさの要因として、
複数人の体験の共有があるか、ないか。
物事には、隣の人に
共感してもらえる。
共感してもらえない。
の違いがあり、
そこには”差”が発生します。
※例と混同で解説していきます。
共感ある側の構図です。
映画
花火
共感ない側の構図です。
(これは例でなく、事実です。)
いじめ
隣のその人は、
いじめられる経験をしていません。
いじめられた人の感覚がわかりません。
実感がない。とも言えます。
実感がなければ、共感できません。
いじめられた僕の見えている世界は、
僕にしか、わかりません。
いじめられていることを周囲に発しても、
周囲の人には、イマイチしっくりきていない。
実感がない。とも言えます。
実感がなければ、共感できません。
周囲の人に、理解してもらえない。
周囲は人は、実感できない。
その理由が、解説の通りです。
いじめられる確率(割合)
いじめられるのは世界の人間すべてではありません。
すべてどころか、極一部です。
例えば
10人の中の1人
例えば
100人の中の1人
“その場”のたった1人が、いじめを受けます。
極一部のたった1人が、
ある種の、世間の膿を背負っています。
どのように、いじめは発生するのでしょう。
僕自身の経験から、体感的に
いじめられる確率は10%
最悪なのは
幼少期からいじめられ癖が付いてしまうこと。
この、いじめられ癖は、抜けないです。
中学、高校、世間に出てからも。
ずっと蝕む。
確率的数字としては低いと思われる10%が、
行く先々、”その場” ”その場” で、
悪質な10%が常に付き纏いました。
身体に根付いていた、いじめられ癖は、
37年、僕をずっと蝕みました。
どのように、いじめは発生するのでしょう。
いじめ発生構図
なぜ、いじめは発生するのでしょう。
いじめ発生の種はどこにあるのでしょう。
10人が目的地に向かって歩いていて、
9人は右から行ったけど
1人は左から行ったとします。
左から行った1人は、
混乱させようとか思っていません。
別に悪意があるわけではないのです。
たまたま、そうなったのです。
右の9人から見ると、
左の1人のことが異質に見えてしまい、
人間の性質、未知を恐怖に感じる本能に従い、
9人の感じる異質はやがて、恐怖となり、
9人は自身を守るため、恐怖を遠ざけるため、
異質のレッテルを貼られた1人は、いじめられる。
いじめの構図が出来てしまえば、
そのあとは、
人間の成長本能に従い、
いじめ構図そのものも、成長してしまう。
いじめがエスカレートする。
なぜこのような記事が書けるか
僕自身、いじめ構図が肥大化し、エスカレートしたものを
一身に受けてきた人生だったからです。
いじめられた僕の見えている世界は、
僕にしか、わかりません。
いじめられるのは辛いので、やがて僕は周囲と断絶するための壁を構築します。
その壁は、僕以外の周囲から見て、
異物のように見えてしまいます。
異物もまた、いじめを誘発し、
いじめを断絶するための壁も、さらに高く、頑丈にしても、
エスカレートしたいじめに、容赦なくその壁も砕かれました。
その度に傷は深くなりました。
僕も、タチの悪い傷を負ったままで、壁を補修し改善を拵えるものの、
さらに勢いを増して成長し、エスカレートした、いじめに、
再び粉砕されました。
何度も、
何度も何度も何度も、
繰り返し、
やがて疲れ果て、
諦めて、
死の直前になって、
ようやく、
晒せました。